デジタルアーカイブとは、デジタル技術を用いてあらゆる知的財産をデータとして収集・保存し、インターネット上で公開する仕組みのことです。
その対象は、公的な博物館・図書館・公文書館の収蔵資料だけでなく、官民問わず様々な文書・設計図・映像資料なども含めた有形無形の文化・産業遺産など多岐に渡ります。

デジタルアーカイブを構築するメリットとしては以下の点が挙げられます。

1資料の劣化防止

実物に触れることなくデジタルデータとして資料を見ることができるので、接触や運搬による破損を恐れず資料を提供することができます。

2いつでも、どこでも、誰でも

インターネットに接続されたコンピューターがあれば、制限なくアーカイブを見ることができるので、現地に行かずとも自分の好きなタイミングで資料を見ることができます。また、複数人が同一の資料を同時に見ることもできます。

3資料検索

データベース化された大量の資料を、さまざまな角度から自由に検索することで、ジャンルや時代を超えて新たな切り口から資料を見ることができます。

長井市では、市が所有する文化財(美術品、歴史資料、民俗資料、考古資料など)を中心としたデジタルアーカイブの構築に取り組んでいます。インターネットを通じて、長井の歴史文化・芸術文化に気軽に触れていただき、より多くの方に地域文化に対して興味・関心を持っていただければ幸いです。

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